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本セミナーについて
世界的な景気後退と新型コロナウイルスによる顧客とのコミュニケーションの変化などを背景に、医薬品・医療機器ビジネスの競争環境は目まぐるしいスピードで変化しています。そのため、営業拠点が本社の戦略プランを地域の特性や競争環境に応じて最適化するエリアマーケティング力は、益々重要性を増しています。
なかでも、地域市場の変化を定量的に示し、客観性がある戦略を示す力はMRの納得感と戦略の実効性を高めるために、特に強化すべき点と言えます。
本セミナーでは、岡崎氏がヘルスケア業界に特化し再構築した、マーケティング理論・プロセスにより、地域市場の変化を的確にとらえ、競争に勝つ営業戦略を論理的に組み立てるためのノウハウをお持ち帰りいただきます。
■習得できる3つのコト
- 医薬品・医療機器業界に特化したエリア情報の収集と分析方法
- 医薬品・医療機器市場に迫る変化や、厳しい営業活動環境をふまえた競争戦略の考え方
- 個人の経験とセンスに依存せず、定量データを用いた戦略づくりで営業組織のエリアマーケティング力を今以上に高める方法
講師紹介
岡崎 倫夫
S.I Lab
代表
1989年大手外資系製薬会社入社。大学病院を中心にMRとして担当 マーケティング部門にてイベントマネージメントを経験。戦略部門にて糖尿病専門医専任担当、フィールド・トレーナーおよびデジタルアプリケーション開発に従事。
2020年ヘルスケア業界特化型コンサルティング会社入社。製薬特化型のコンサルタントとして、エリア戦略プランニング、公開データを用いた分析手法、年間研修設計、コンテンツ開発、セミナーの開催、SFEダッシュボード構築などを提供。
2021年戦略アナリスト/コンサルタントとして独立。シェア理論に基づくマクロ分析ツールを開発しIQVIA社のDDDデータを用いた市場分析と戦略の立案、厚生労働省の公開データを用いた人口動態推計、診療行為、使用薬剤などの市場分析を得意とする。
セミナープログラム
1.医薬品・医療機器業界の変化と戦略転換の必要性
1)業界で起こっているパラダイムシフトを読み解く
・業界の収益性を悪化させる市場要因とは何か
・情報提供ガイドラインによる影響を戦力に置き換えてみてわかること
・訪問規制によるMR活動量低下にどう対処すべきか
・医療関係者との最適なコミニュケーションチャネルとは
2)医薬品・医療機器ビジネスに戦略転換を迫るもの
・環境変化が戦略アプローチに与えた影響
・デジタル対応(DX)は医薬品マーケティングを発展させているか
・市場ライフサイクルのフェーズは何を指標とすべきか
・成長が鈍化した市場における戦略のポイント
2.事例から見るエリアマーケティング強化の目的・意義
・地域による偏在と本社一元管理の限界の実例
・地域特性によるエリアプランの実例
3.エリアの特性に応じた戦略プランニング-精度が上がる3つの視点-
1)マーケットにおけるビジネスプレイヤーを正しくとらえる
・自社に影響を与えるビジネスプレイヤーは誰なのか
・内部環境注視がもたらす落とし穴
2)戦略プランニングのチェックポイント
・戦略プラン二ングの標準的プロセス
・プランニングで重要な4つのWと5つのプロセス
・戦略プラン二ングに必須の社内外情報と収集方法とは
・なぜ医薬品マーケティングはSTPから始めるべきなのか
・医薬品の市場参入はシーズ開発型かニーズ開発型か
・需要売上予測の精度を決める2つのアプローチ方法
3)ライフサイクルフェーズは戦略プランを変化させるか
・市場ライフサイクルと4つの市場参入戦略
・ライフサイクルの変化が生んだ新たな価値創造とは
・製品ライフサイクルと競争地位による4つの戦略パターン
4.これからのエリアマーケティングに必須!定量データの活用力
・ダッシュボードに溢れる情報の洪水に優先順位をつける
・3Cを網羅する受発注データを使い倒す
・定量化と視覚化によって客観性と再現性を高める
・実行計画と成果を生むトラッキングの重要ポイント
5.組織全体でエリアマーケティング力を高めるには
・戦略は地域に最適化、分析&立案プロセスは標準化
開催概要
- 開催日時
- 2022年8月5日(金)10:00~16:00
- 会場
- ★ZOOM社ミーティングを使用したWEBセミナーです
- 受講料
- お一人様 44,000円(税込)
- セミナーNo.
- 2417015